11.28.2007

わたしの梅は咲くか・・「梅咲きぬ」に見た小さな品性

映画「あかね空」の好評で初めて知った山本一力作品のひとつ、「梅咲きぬ」を読みました。

日ごろ、「上品な人間になりたい」だけではなく「上品な人に見られたい」といやらしいことを考えて生きているのですが、この作品に日本女性の品性を見ました。

江戸屋という料理屋の跡とり娘 玉枝 が多くの大人の背中を見て育って行くのですが、踊りのおっしゃん(お師匠さん)に言われた一言がわたしの胸をぐさっと突きました。

つらいときは、好きなだけ泣きなはれ。足るだけ泣いてもよろし。そやけど自分が可哀想やいうて、あわれむことだけはあきまへんえ。それは毒や。つろうて泣くのとあわれむのはちがいますよってな。


年をとってもすぐに感情的に泣いてしまうわたしにとって

①泣いてもいいということ

②だけど自分を哀れんではいけない。

という言葉は、自分の勉強になりました。

いつも泣いてしまう理由が「なんでわたしばっかり・・」ということばかり。
ネガティブにしかならないですね。

自分を哀れむことをやめたら、「つらけりゃいつでも泣ける」と腹をくくって前を向いて生きていけますものね。

結婚してても、していなくても

子供がいても、いなくても

みんな誰でもそれぞれの悩みがあります。

それでも、まっすぐすっと前を向いて立っていける女性は素敵だと思いました。

さて、「自分を哀れまない」ということだけでも、小さな、だけど難しい心がけをこれからやっていけば、いつかわたしの梅も静かに咲くでしょうか。

11.26.2007

またやっちまった。。。

昨日のディスカッションクラスでまたやっちまいました。
今回はちゃんとテキストやろう!と思っていたのに、読んでる最中にぴい太のチェックが横から入る入る・・
だってさ、ぴい太はえげれす英語でJulieはアメリカ英語、違いが出て当たり前なのに~!

Julieもやりづらいだろうなぁと思って、悪いことしたなぁと反省しました。
これからはぴい太に戒厳令を出します。本当にすみません。

11.20.2007

Discussion class with Peter

先週の土曜日のディスカッションクラスはちょっと反省・・

①さとみさんのお誕生日で、『ハッピーバースデー』と驚かしたかったのに、PCのトラブルで中途半端になってしまいました。

ほんとうに派手にお祝いしたかったのよ~!!

さとみさんの「覚えていてくれててうれしい」というコメントに救われました。

②ぴい太が参加しました()ぴい太とJulieの会話は自然で、ほんとうにはじめてあった同士か!と驚かされるくらい。ほとんど同じ年齢の落ち着いた大人同士の会話でしたね~。
というわけで、自称20代のさとみさんとMarianneと私はあまりしゃべらなかったような気がします。
みなさん、せっかくのディスカッションなのにしゃべる機会が少なくなってごめんなさい。

今度はきちんとテキストに戻りましょうね。がんばって予習しますです。

11.15.2007

とっとに負けた・・・

最近やっとひろの言葉が出てきました。

 金魚はとっと、犬はわんわん、アンパンマンはあんぱんま

家族のこともいえますが、ちょっとおかしい。

 お父さんはパパ
 お母さんはママ
 おばあちゃんはババ

ここまではいいのよ。とってもかわいい声で呼ばれてみなうっとり。
ところがじいちゃんのことは

 野太い声で じぃ アクセントは第二音目

や、やぁね、ひろちゃん。まるで私たちがそう呼んでるみたいじゃないの。
でもよばれるだけいいわよね。
私を指差し「だぁれ」って聞くと、

 「・・・」 その後何事もなかったかのように 「とっと」と指差し金魚のもとへ

おーい、ひろちゃーん、さみし~

facebookにもLingQグループが!

以前、話題に上げたfacebookに、Leaning Languages onlineとしてLingQのグループができました。
LingQに限らず第2(or more)言語学習者であれば誰でもというグループです。
Ruthが作ってくれたのですが、続々集まっています。

VOXもよいのですが、これもまた違う動きでコミュニケーションを図るツールになるのでしょう。
人によっては日記を書き続けるのが大変な方もいらっしゃると思いますが、facebookだったらその必要がないので気楽かもしれません。

もし、入りたい方がいらっしゃれば(そしてメールが届いてなければ)、invitation mailを送りますのでお知らせください! 

11.08.2007

多数決 または 他力本願



英語の文章を書いていて、「この記述は果たして一般的なのであろうか」、「ただしいのだろうか」と思うことがよくあり、googleで検索して似たような文章を見つけては安心していました。
そのようなことをもっと便利にやってくれるサイトを見つけました!

Native Checker・・・とありますが、誰かがチェックをしてくれるわけではございませぬ。

あくまで、同じ文章を探してその件数を見て安心する。。。というものです。

でもでも、それらの文章を一覧にして見せてくれるので、「ほほぉ、こういう表現もあるのか~」などと勉強になります。

たとえば、こんな使い方ができます。


            ↓

            ↓

よく使われる順番表現がよくわかります。
文章の隣のプラスマーククリックで、文章例をどどっとみることができます。

一度、わたしの表現で「8件」っていうのがありました。8件ってあんた・・(汗)。
すごくその8件を書いた方たちに親近感を覚えたのは言うまでもありません。

ぴい太ママ

ぴい太(my partner to be)のママとの幸せな出会いから何週間か立って、やっと感情的にも落ち着いてきました。日本語のできないぴい太と、英語がままならない私・・・

こんな状態をママは不安に思わないだろうか、とめちゃくちゃ不安だったのでしたが、実際はすごくすごくかわいがってもらいました!
「ぴい太が幸せでいてくれる。あなたが幸せでいてくれる。そのことこそが親の私の幸せなのよ。」と言ってくれました。
「だって親なんて子供のために何もしてあげられないじゃない。」とも。
そんなことないよ、ママ、私のことも幸せにしてくれるじゃない、と書いているさなかにもうるうるきちゃいます。

形式的に失礼のないようにご挨拶できれば、と思ってはじめは会ったのですが、今はママに会いたくて会いたくてしかたありません。
子供ばかりか孫たちまでもが、こぞってママに電話を定期的に(僕は金曜の夜!などと順番決めて)連絡をとっているのが理解できます。

ああ、こんな人が本当に世の中にいるんだなぁと、この年になって初めて出会うことができ、こんな人になりたいと思いました。

ところでこのママ、思い切りLinguistでした。84歳にして、7ヶ国語ができます。
ヨーロッパ系言語だけでなく、インドネシア語まで。日本語が入っていないのが惜しい。
どうやって覚えたの?と聞くと、「テレビニュースと本」と答えました。
すみません・・これだけ英語が氾濫しているなかで生活しているのにできなくて・・・
「あなたはもうちょっとがんばらないとね。同じニュースを英語と日本語で見ればいいのよ。」
わ、わかりました。。

ママ、今度会うときまでにがんばるからね!
(と、いいつつ毎晩skypeでたどたどしくお休みなさ~い、を言っていたりするのですが…)