10.06.2010
図書館に行く
伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」を読みました。
図書館で予約していたのをすっかり忘れていたころに、「貸出できまーす」と携帯にメールがきたものだから。
500ページを2日間で読んじゃった。(いつか英語でもそのスピードで!と夢は広がる。)
私は東京都中央区に引っ越してから月島図書館を利用しているのですが、最近の図書館はすごいですね。
コンピュータで本を検索、予約して、借りられる状態になるとメールが来るのですよ!と興奮してしまいましたが、もしかして常識ですか?
どうも図書カードを作って、借りる本をカードに記入してという時代が長かったものですから、今の便利さは驚きでした。
特に一人の作家を気に入ると、検索して読んでない本があれば予約して借りることができるので、本はほとんど買っていません。
(英語の本は、貸出期間の2週間じゃ終わらないので無理だろうなぁ。)
人気の新刊でも、図書館で探さなくても予約で順番待ちができるので便利です。
たまに買った本は、図書館への恩返しに寄付しています。
いつか、英語本だけの書棚ができればいいのにな~と期待しています。
10.04.2010
完読!
Dean Koontzが好きなので、好きならば読めるかとおもって。
結論。
読み終わりました。
辞書引きながら、ほぼ1か月半かかりました。
まっとうに一冊読んだのは初めてです!
辞書でせっかく引いた単語も覚えていない気がするけど・・。
やはりストーリーが面白いと読む気になります。
この話では会話がユーモアにあふれていて、くすっと笑うことが多かったです。
学習したこと:
①超文学作品ではなくて、会話が多いものの方が私に向くのだ。
②ちょっとばかりわからない言葉があっても、ストーリーに影響しなければムシ。
これからもどんどん挑戦するぞ!おーっ!
8.01.2010
Pay it forward
3か月のサンディエゴ交換留学のあと、ヨーロッパや日本を周遊するチケットでオーストラリアに帰るとのこと。
日本に来るのもスペインから乗り換え乗り換えで20時間以上かかって来る若さの特権ともいえる貧乏旅行です。
その彼にぴい太が用意した日本での観光は、ぜいたくではないけどかなり経費がかかるものでした。
なにか理由があるのだとおもっていたら、ある日ぴい太が言いました。
「彼はね、計画を伝えたときに『こんなにお金払えないんです。』と言ったけど、『大人になって余裕がでたらほかの学生にしてあげてくれ。今はいろんなことを吸収すればいいんだ。』と伝えたんだ。」
また、
「自分が学生の時に同じことをしてくれた人がいたから、今がその恩返しのときなんだ。」とも。
親友の息子は、若者には珍しく、礼儀正しく感謝をきちんとできる青年でした。
誰に対してできることではなく、きちんと感謝の気持ちを持ち続けることができる人に対してだけ重みのある言葉ではないかと思います。
Pay it Forward は知っていましたが、こんなに身近で感じたのは初めてでした。
7.07.2010
買っちゃった StyleWriter
英文校正(翻訳ではないです)ソフトを買ってしまいました。
ネットで調べたら、WhiteSmokeというのばっかりが出てきました。
が、しつこく口コミも狙って調べ
1.学生などが論文校正で使用している
2.英国、豪英語でも校正してくれる。
3.シンプルにわかりやすい英文を目指す!
というのがポイントとなり、StyleWriterを買ってみることに。
$160はお高いわとも思いましたが、なにしろ最高学府の若者たちが信頼しているソフトです。
さらにぴい太にも見てもらって、「いいと思うよ」と言ってもらったし。
買ってみることに、と書いていますが今は$30(30日間)お試しです。
30日過ぎたら、$30引きで買うことができるとのこと。どこかに無料お試しがあるのだと思うのですが、ついぞ探せず$30払うことに。
さてさて
その性能です。ちなみに性能を語ることができるくらいの英語力はないので、わたくしが引っかかった内容で、これは便利というものを紹介します。
- 通常の校正。スペルミス(特に米語と豪語の違いを見てくれるのは便利でした)や、句読点のチェック。結構あるのですよね。
- 似ている単語の候補を、意味説明付で「どう?あなたがほしい単語だった?」と聞いてくれます。
- シソーラスがついていて、「単語を置き換えなくともいい?」と聞いてくれます。
- Bog sentence のチェック 難しい単語、略語、専門単語がちりばめられていないか?文章のスタイルがおかしくないか?それによって難解文章になっているのではないか?を指摘してくれます。
指摘するだけです。が、取り除く候補の単語があるので、それを変えて指摘がなくなるまで考えます。 - Glue sentence のチェック この単語を使うと必ず文章が冗長になって、結局は読みやすいように校正する羽目になりますよ的な指摘です。
これも指摘するだけです。が、ヒントにこういう手順で考え直してみようというのがあって、苦労して直してみると、「ふむ、確かに読みやすくなった」となるのです。どうしても関係代名詞やら、修飾節やらで長い文章にしてしまったときに自分でもわけわからない文章を書いてしまうことがあります。文法的には間違っていないけれども、読み手がしんどいのはよろしくないですもんね。
結論から言えば、私はかなり満足です。
英文を書く機会が増えてきているのですが、かっこいい文章よりもちゃんと伝わる文章を目指したいので、この校正ソフトは私にあっている気がします。
ただし、日本人向けにできているわけではないので同じニュアンスが伝わっているかなどのチェックはできないですが・・。
ぴい太に「おもさげありません(申し訳ありません)・・」と添削依頼する前に、ある程度の直しができているものではないかなぁと思いました。
・・・その前に日本語もなんとかしなくてはっ!!
6.16.2010
新しい中古冷蔵庫
ヘアドライヤーで融かして、一件落着。
Facebook のMarketPlaceで引越しのために、冷蔵庫を売る外国人の方がいたのでそれを買うことに。
でも、2年前新品だった冷蔵庫は、売主がきちんと掃除をしてくれていて、きちんと冷えて、とってもうれしかったです。
NYで食べたのにかなり近い味がしました。満足。
6.09.2010
オーストラリア②LORDHOWE ISLAND
Lady K と、Sir ぴ は、オーストラリアの世界遺産の島LordHowe Island へ行ってまいりました。
オーストラリア版ハワイみたいなところですが、島がちっちゃいのでもっとこぢんまり、ゆったり。
小市民な私たちは、一番シンプル(便利な言葉だ)なコテージを借りて自炊生活。
コテージオーナーのおばちゃんは、「鍵かけなくても平気よ~。財布おとしても届くし。」とのんきなノンちゃん。
確かに、一度に滞在できる観光客は400人までで、飛行機でなければ移動できないんだからそうかも。
観光客も年配客が多くて、道で会えばみんな「Hello」。
すごくいいところだわ。
私はこの島の存在すら知らなかったので、感激しまくりでした。
移動手段はライトなし自転車のみ。
水は雨水をタンクにためたものを各家で使います。
(すごく洗濯落ちがいいことに気付きました。ミネラル分がまったくないからだと思います。)
携帯電話はまったくないので、みんな公衆電話を使います。
道に街灯なんてハイカラなものはなし。
レストランで食事した後は、ウェイトレスがコテージまで送ってくれます。(田舎のレストランと思いきや、どこもすごくクォリティが高い!)
現代のせわしなさや便利さから離れると、人同士が助け合いながら暮らすんだよなぁというのが、本当に感じられる場所。
南十字星と天の川が本当にミルクのように見えて、頭をからっぽにできる場所。
こういう場所に行けたことを心の底から感謝しました。
6.08.2010
オーストラリア①HillEnd
3週間という小学校以来の長い休暇。初めはもてあますのではないかと思いましたが、なんのなんの。
人間とは怖いもので、つらくない日常にはすぐ慣れてしまう・・
第1週目は、キャンプと内陸の金鉱の町Hill Endに行きました。
シドニーから西へ西へ進み、Blue Mountainを抜けて内陸へ。
都市を抜けると、本当に大陸なんだなぁというスコーンと何もない風景。
HillEndは、古い金鉱の町ですがいまだに金を掘り続けているところ。
1800年代からあるパブに泊まりました。
1階がバーと宿泊客のためのダイニングルーム、2階が客室です。
民宿のように、トイレとシャワーが共同なのですが、「石鹸が5セント」などの昔のポスターを見ると、西部劇で見るようなゴールドラッシュ時代がしのばれました。
あ、部屋が斜めでした。木造なんです。よくいままでもっているなぁと感心。
1晩目は、ダイニングで食事をしながら、一人旅のおじいちゃんとお話をしていたら、バーのほうから、壁や床にぶつかる音や叫び声が!
「ぴい太、あれは何?」
「Ah, Just Pub talk.」
「見てきていい?」
「Yes, you can. But I do not recommend to join them.」
でもやはり無理・・こわいもん。
15分後、オーナーがきてバーを閉めなきゃいけないから、なんかおごるよ、と言ってくれました。
「Sorry but, we should close bar now.」
「Was there Fight?」(me)
「Fight? No way. Just Disagreement♪」
ちょっと待て。君らはあれを喧嘩とはいわないのか・・
ふところの深さに感服。
2晩目は、金鉱で働いている人たち、町に住んでいるArtistがPubにあつまって裏庭で、勝手にキャンプファイア。
いろんな話をしたり、みんなが歌ったりしてすごく楽しかったです。
アジア人はどう考えても私しかいないのだけれど、みんながすぐ受け入れてくるのがうれしかったです。
ただ、やはりオーストラリア訛りは英語として聞くにはかなり難しくて何回も聞きなおしてしまうのが悲しい。早く慣れたい。
4.05.2010
Enunciation というのか・・
3月31日までびっちり仕事があって、最後まで「きちんと終わらして退職できるだろうか・・」と心配していましたが、メンバの協力もあり無事終了。
そして今!平日なのに仕事をしないという変な気持ち・・・罪悪感というか、あせりというか・・
4月はオーストラリアで退職記念バカンス、みんな仕事してるのに・・・また罪悪感・・・日本人病ですな。
5月からは次の仕事(を探す)に向けて、英語の勉強とプロジェクトマネジメントの勉強をしたいと考えています。ぴい太に、「英語はやっぱりビジネス英語ならいに行った方がいいかなぁ」と聞いてみました。
「日常でのコミュニケーションには問題ないのだから(本当に?)、お金をかけるならEnunciationの特訓を受けたほうがいいかと思う。ビジネス英語は仕事を始めればいやでもおぼえるんだから。」と言われました。
ちゃんと発音しているつもりでも、口を閉じて発音している、といつも注意されます。
発音ってあんまり重要と思っていなかったので(だって結局いろんな方言や、国ごとのアクセントがあるじゃん・・・)、ちょっとショック・・。
LingQのTutorでskypeを通しでもやっていただけそうな人を探してみようかしら、と思っています。
3.14.2010
やはり大人なので・・
「I want to do...は、『こうしたい!』という子供の駄々と同じ言い方に聞こえてしまうことがあるから、I would like to...と言った方がいいよ。」
そうですね。日本語でも「差し支えなければ。。」と相手が断る余地を持たせるのが大人ですもんね・・。
と、考えたところで、はて私の英語は大人としてとても失礼なことが多いのかと心配になってきました。
そこで買ってきたのが、「敬語の英語」(The Japan Times)。
No,I can't ではなくて I wish I couldという。
などなど。
へえそうだったのかということを冷や汗しながら読みました。
これからは大人の英語も目指します、ハイ。
ちなみに、
Why are you such an asshole! といいたいときにはぐっとこらえて
Why are you so impossible? というべきだとか・・
こういう悪口関係はすぐ覚えられるんだけどな・・
3.13.2010
頭の中は花火大会
「デカルトの密室」
ここ何年かは、頭を使わない(失礼)ストーリーを楽しむ本ばかりを読んでいて、文庫本だと3時間もあれば楽勝でした。
が、この本は1週間かかりました。
普段、3行くらいを斜め読みしていたようで、この本に限ってはそんなことするとすぐ迷子になってしまいます。
丁寧に丁寧に、考えながら読みました。
私は書評家ではないので、本のよしあしを語ることはできません。
ただ、この本を読んでいるときに感じたのは、好奇心が生まれるときに感じるスパークが、しょっちゅう頭のなかで起きていること。
哲学、AI、心理学、いろんな要素がぎゅぎゅっと詰まっていて、そして難しい(私にとっては)。
世の中では、文系、理系を分けて考える傾向がありますが、あまり意味ないんだなぁ、全部つながっているんだなぁとも感じました。
大人になってくるとだんだん好奇心を持つことが薄れていくけど、好奇心を持ち続けていろんなことを知るということは楽しいことです。 この頭の中のスパークをいつも感じていたい。
楽しいこと何にもない、というのは好奇心がないことなんだろうとも思います。だれも楽しいことをくれないんだったら、自分で探しにいくという姿勢は持ち続けたいと改めて考えさせられた本でした。
3.01.2010
なんかぐっと来た
と言っても、近所のけんじさんが走るので、奥様に誘われたからです。
それまでは、
「やだなぁ。道封鎖されて不便だなぁ」と、思っていたのです。
テレビでも、感動的に放送してたのですが、どちらかと言うと私はその雰囲気に感動しました。
応援する人たちは、知らない人でも一人一人に声をかけていました。
勝ち負けじゃない、がんばる人への応援なんです。
自分の身内だからがんばれ~ではなくて。
スポーツが媒介する人の気持ちって大きいし、普通のときより開放的だなあと感じました。
つい先日、「インビクタス」を見て、スポーツを国のプライドに変えたマンデラにも感動したところだったので、胸にじわーっと感動が。
このマラソンを見て、走ることを始める人が多いというのも納得です。
これだけの他人同士が、同じ目的で進むところをみるのは圧巻でした。
さっ、私もスポーツしなきゃなぁ。多分。うん。
2.23.2010
渋温泉とさる
いかり屋さんというところに泊りました。楽天トラベルの写真と評価の高さにひかれて決めました。
長野電鉄 :長野ー湯田中 40分くらい
遅れる旨電話をしたら、「大丈夫ですよ~」とやさしい声。旅館についたら、親戚の家のようでした。
翌日は「サルがみたい」と、地獄谷温泉へ。みんなバスに乗ったり車で行くようですが、われわれは徒歩。4kmの雪道を歩いたかいがありました。