3.14.2010

やはり大人なので・・

ある日ぴい太は言った。

「I want to do...は、『こうしたい!』という子供の駄々と同じ言い方に聞こえてしまうことがあるから、I would like to...と言った方がいいよ。」

そうですね。日本語でも「差し支えなければ。。」と相手が断る余地を持たせるのが大人ですもんね・・。
と、考えたところで、はて私の英語は大人としてとても失礼なことが多いのかと心配になってきました。

そこで買ってきたのが、「敬語の英語」(The Japan Times)。

No,I can't ではなくて I wish I couldという。
などなど。

へえそうだったのかということを冷や汗しながら読みました。
これからは大人の英語も目指します、ハイ。

ちなみに、
Why are you such an asshole! といいたいときにはぐっとこらえて
Why are you so impossible? というべきだとか・・
こういう悪口関係はすぐ覚えられるんだけどな・・

3.13.2010

頭の中は花火大会

久しぶりに瀬名秀明さんの本を読みました。(パラサイトイブしか読んでない。そういえば英語版が出てますね。)
「デカルトの密室」
ここ何年かは、頭を使わない(失礼)ストーリーを楽しむ本ばかりを読んでいて、文庫本だと3時間もあれば楽勝でした。
が、この本は1週間かかりました。
普段、3行くらいを斜め読みしていたようで、この本に限ってはそんなことするとすぐ迷子になってしまいます。
丁寧に丁寧に、考えながら読みました。

私は書評家ではないので、本のよしあしを語ることはできません。
ただ、この本を読んでいるときに感じたのは、好奇心が生まれるときに感じるスパークが、しょっちゅう頭のなかで起きていること。
哲学、AI、心理学、いろんな要素がぎゅぎゅっと詰まっていて、そして難しい(私にとっては)。
世の中では、文系、理系を分けて考える傾向がありますが、あまり意味ないんだなぁ、全部つながっているんだなぁとも感じました。

大人になってくるとだんだん好奇心を持つことが薄れていくけど、好奇心を持ち続けていろんなことを知るということは楽しいことです。 この頭の中のスパークをいつも感じていたい。

楽しいこと何にもない、というのは好奇心がないことなんだろうとも思います。だれも楽しいことをくれないんだったら、自分で探しにいくという姿勢は持ち続けたいと改めて考えさせられた本でした。

3.01.2010

なんかぐっと来た

昨日は東京マラソンを見ました。
と言っても、近所のけんじさんが走るので、奥様に誘われたからです。
それまでは、
「やだなぁ。道封鎖されて不便だなぁ」と、思っていたのです。

テレビでも、感動的に放送してたのですが、どちらかと言うと私はその雰囲気に感動しました。
応援する人たちは、知らない人でも一人一人に声をかけていました。

勝ち負けじゃない、がんばる人への応援なんです。
自分の身内だからがんばれ~ではなくて。

スポーツが媒介する人の気持ちって大きいし、普通のときより開放的だなあと感じました。

つい先日、「インビクタス」を見て、スポーツを国のプライドに変えたマンデラにも感動したところだったので、胸にじわーっと感動が。
このマラソンを見て、走ることを始める人が多いというのも納得です。
これだけの他人同士が、同じ目的で進むところをみるのは圧巻でした。

さっ、私もスポーツしなきゃなぁ。多分。うん。