4.11.2011

2011年3月11日 オーストラリア移住と東北地方太平洋沖地震

2011年3月11日


東北地方太平洋沖地震
被害にあわれた方、心よりお見舞い申し上げます。

今でも困難な状況が続いていると聞き、心を痛めています。



この誰にも忘れられない日は私の人生における転換日でもありました。

ちょうどその日の朝に、シドニーに引っ越したのです。

オーストラリアに到着していろいろやっていたら、「お前ら今どこだ!?」と電話なりっぱなしになりました。まだ私たちが日本にいると思っていた、ぴい太のお友達からでした。

その電話で地震を知った私たちは、実感がわかないまま家にもどり、テレビで津波を見たのです。



しばらく、日本にまったく電話がつながらず、TWITTERを見て情報を集めているような状況でした。

3~4日たって妹につながった時には、妹のなにか緊張して震える声をきいていたら、どこかぷつんと切れた状態で涙がどっとでました。

妹の旦那のご両親は仙台です。どれだけ辛い思いをしているでしょうか。



シドニーに来て、いろんな人にラッキーだったねと言われても罪悪感だけの日々が続きました。



しかし、このめそめそくよくよしている私とは対照的に、冷静に立て直しを図る国民の姿をニュースで見るたびに、自分の生活をまず確立するのだということを考えるようになりました。

何もできないのであればまずは心配かけないようにする、というのが大事なのだと。



先週からTAFEというこちらの国立専門学校に英語の授業を受けるために通うことにしました。

日本人は私だけ。そして日本人だというだけで、タイの女性が号泣して抱きしめてくれました。ちょっと危なかったけど泣きませんでした。

これからは明るく、そして強い人間になりたいからです。

判断力があり、正しい行動ができる強い人間に。

4 件のコメント:

leonie さんのコメント...

お引越しが無事に済んだようでなによりです。ご実家がもしかして・・・と心配していました。
震度7を16年前に経験した私たちは、全国から来てくれた方々に励ましてもらいました。今度は私たちが東北の方に何かをすべきときだと思いました。気仙沼の秋刀魚が食べたいし、三陸のわかめが食べたいもん!
判断力を持って正しい行動ができるマダムになります!

Owl518 さんのコメント...

Leonieさん

ご無沙汰をしています。
ついに英語圏に住むことになってしまいました。シドニーはいろんな国の人がいて、いろんなアクセントで話をしますが、共通しているのはほかの国に関心を持っていることですね。
東北の人たちをどうぞ国内からも応援してくださいませ。
そしてこれからもよろしくお願いいたします。(ぴい太のママはフランス語も話すので遊びに来ていただければ、どちらも勉強できますよ~)

wanko さんのコメント...

タイの所得の低い人たちまでが義援金を送ってくれたんだよね。
確かニュースでそういってた。
ありがとう!
特にkazuちゃんを抱きしめてくれたタイの人ありがとう♡

Owl518 さんのコメント...

wanko姉さん

こんにちは。
そうなのです。改めて世界の人たちの心の広さを感じますよね。
これからはがんばって(英語だけど)いろんな国に起きていることを見ていきたいと思いますです。心は鎖国しちゃいけないですもんね。
ペットを保護しているボランティアの人たちもすごいなぁと思います。たくさんのペットも助かりますように!