7.23.2006

日本沈没の感想文

話題の映画「日本沈没」を見ました。

小さいころにこの作品をテレビか映画でみましたが、
当時は外国に行くことと自分たち家族とは
まったくつながらなかったので、逃げることは思いつかず
「もうすぐこうやって死ぬ日がくるんだ」と怖くなった
ことを思いだしました。

この作品の映像はすばらしく、リアリティがありました。
特撮だということがわかっているのですが、近い将来を見ている
ようでただただ呆然となります。
反面、人が描ききれていないように思えます。
登場人物には入り込めなかったのが残念です。
(大地真央様は美しく、演技もすばらしい。
ただし、あの非常時にはそぐわないメイク。
柴崎・草なぎ両名の心のふれあいももうちょっとほしかった。)

自衛隊・レスキュー隊の活躍が前面にでており
私たち国民のためにあってほしい活躍が描かれていました。
また、政治家の態度が二分するのもリアリティありすぎて怖いくらいでした。
三原山噴火(だったと思うが)の際に、対策本部の名称を決めるのに
時間がかかり、救助用の船を出す決定が遅れたということが
あったそうです。あれから、日本の政治家は変わったでしょうか。

あのような非常事態で平常心を保てるかどうかが疑問ですが、
自分の命も他人の命も尊重できる人間でありたいと思いました。

(感謝→千葉家の皆さん)

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